診療案内

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診療項目について

小切開白内障手術・網膜硝子体手術(日帰り、入院)、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術、各種手術

白内障手術は、ほとんどの方が日帰り小切開白内障手術にて対応できますが、翌日は必ず診察しますので、遠方の方などは入院治療でも可能です。角膜や眼底に病気のある方は、白内障手術後でも視力の回復が悪い場合もあります。当院では手術前の検査を詳細に行って、そのような患者さんにも眼底も含めて適切な治療を提供します。また、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を希望される方には、角膜形状解析など術後の裸眼視力に影響を与える可能性のある角膜乱視などの詳細な検査を行った上で手術を行います。

白内障手術については聞き馴染みがあるかもしれませんが、当院では白内障手術に加えて、目の奥にある網膜に関する病気の手術も行っています。それが通称で網膜硝子体手術と呼ばれています。対象となる病気は、網膜剥離、黄斑上膜(網膜上膜や網膜前膜とも呼ばれます)、黄斑円孔、糖尿病網膜症、硝子体出血、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫などです。以前は白目の表面にある結膜を切開した上で18ゲージ(1.2mm)という太さの穴を眼球に開けて手術を行った後に、縫合して手術を終わっていましたので、術後の回復に時間がかかっていました。当院では、25ゲージ(0.5mm)、27ゲージ(0.4mm)の小切開で結膜を切開せずに硝子体手術を行っていますので、術後の回復が非常に早く、日帰りでの手術も可能になっています。また、網膜剥離という病気は、できるだけ早く手術が必要な場合がありますので、緊急手術も行っています。

その他、緑内障手術(エクスプレス®を用いた濾過手術を含む)
眼瞼下垂手術、眼瞼内反症手術、麦粒腫・霰粒腫(めぼ)切開、翼状片切除、眼瞼けいれんに対するボトックス注射なども行っております。

糖尿病の合併症、緑内障

糖尿病網膜症や緑内障などの定期的な経過観察をしています。どちらも自覚症状に乏しいため定期検査が大事な病気です。緑内障は視野が欠ける病気で、40歳以上の20人に1人が罹患しているといわれており非常に多い病気ですが、自覚症状が出たときには大分進行してしまっていることもあります。当院では早期発見のためにOCT(網膜光干渉断層計)を用いて検査を行っています。緑内障は早期発見して、進行を防ぐ治療をすることが何よりも大事です。家族歴がある、健康診断で指摘された、など心配なことがあればご相談ください。糖尿病網膜症についても、自覚症状が出たときには病状がだいぶ進行してしまっていることが多いため、定期検診を受けて治療のタイミングを見逃さないようにしましょう。当院では仕事のために治療機会を逃さないよう、午後6時半まで診察しております。

網膜剥離の治療

網膜剥離とは、目の奥の網膜に穴が開いて、網膜が剥がれてくる病気です。放置すると失明する病気ですが、発見が早いとレーザー治療で対応できます。自覚症状は、飛蚊症、視野欠損の自覚が多いです。網膜剥離は、10~20代の若年と50~60代に好発します。進行の早いタイプもあり、早急な手術が必要になります。当院では網膜剥離の緊急手術にも対応可能で、目の中から治す硝子体手術という方法と目の外から治すバックル手術という方法の両方に対応できます。飛蚊症の急激な増加や視野の異常を感じられたら、早急に受診してください。

蛍光眼底造影検査

糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、ぶどう膜炎などの、網膜・脈絡膜病変に対する眼底の造影検査です。治療が必要な状態かどうかを詳細に判断できます。

抗VEGF薬の硝子体内注射

近年増加している加齢黄斑変性という病気は、早期発見・早期治療が大事で、現在は抗VEGF薬を目の中に注射(硝子体内注射)する治療法が第一選択です。物がゆがんで見えたり、視力低下などの症状があれば受診してください。また、同じ抗VEGF薬は、眼底出血を起こして視力が低下する病気である網膜静脈分枝閉塞症・網膜中心静脈閉塞症で生じる黄斑浮腫(むくみ)、強度近視の方に生じる近視性脈絡膜新生血管などの疾患に対しても適応となります。

レーザー治療

糖尿病網膜症、網膜裂孔、緑内障、後発白内障などへのレーザー治療を行います。糖尿病網膜症については、眼底検査だけではレーザーが必要かどうかの判断はできません。必要に応じて蛍光眼底造影検査を行ってレーザーが必要かどうかを適切に判断する必要があります。また、飛蚊症の増加は網膜裂孔の可能性があり、早い段階ではレーザー治療で対処できますが、放置すると網膜剥離に至って手術治療が必要になります。白内障手術を以前に受けた方で、最近また目のかすみなどの症状のある方も、後発白内障の可能性があり、レーザー治療で回復できる可能性がありますのでご相談ください。

眼科一般診療、眼鏡処方、セカンドオピニオン

当院では目の病気に関する相談を受けております。早期に発見して治療したほうが、予後が良い病気も多く存在しますので、心配の目の症状がありましたら、気軽にご相談ください。

ドライアイ診療

ドライアイはコンタクト装用やパソコン・スマホなどを長時間使用することで、どなたにでも生じる可能性があります。リウマチやシェーグレン症候群などの膠原病に伴って生じることも多い病気です。治療は、点眼から始まって、症状の強い場合には、液体涙点プラグや涙点プラグを涙点という鼻への涙の通路へ挿入して、その通路を塞ぐ治療をします。プラグが抜けたりする場合には、手術(涙点閉鎖術)をすることもあります。

コンタクトレンズ処方

使い捨てソフトコンタクトレンズ(1日、2週間、乱視用)、カラーレンズ、ハードコンタクトレンズ、円錐角膜、LASIK後などへの特殊なハードレンズ処方など。他院で処方されたコンタクトが合わない、ずれるなどの症状がある方もご相談ください。

マイオピン®(低濃度アトロピン)による近視進行防止治療

マイオピン®(低濃度0.01%アトロピン)点眼を用いて、学童期における近視の進行を抑制する治療方法です。自由診療ですが、眼科の著名な雑誌にて、近視の多いアジア人のデータで有効性が確認されています。

往診、訪問診療

移動が困難な方の急な目の症状への往診や、定期的な訪問診療につきましてのご相談に応じます。診療可能な内容や時間的な制約はありますが、ご希望がございましたらお電話にてご相談ください。

白内障手術後に眼内レンズが入っていない方

白内障手術後、外傷後などで眼内レンズが挿入されていない方には、眼内レンズの強膜内固定術を行って眼内レンズを眼内に固定します。これまでの眼内レンズ逢着術よりも短時間で行うことができて、結果も良好です。白内障術後にコンタクトレンズ装用を行っている方などはご相談ください。

 

初診の方へ

初診の患者さまは随時受け付けております。保険証を持ってお越しください。
事前に来院の予定がお分かりの際には、電話にてご予約ください。予約の患者さんを優先しておりますので、待ち時間が短縮できます。

再診の方へ

診察の待ち時間を減らすため、来院される際にはできるだけ予約をおとりください。診察の予約時間は検査の開始時間の目安です。眼底検査の有無、検査の種類、重症の患者様が来院された場合など、状況によっては診療の順番が前後することがありますのでご了解ください。患者様の待ち時間の短縮には常に改善を目指して努力してまいります。

 

診察時間

診察時間
(受付時間)
午前
9:00~12:30
(9:00~12:10)
午後
15:00~18:30
(15:00~18:10)
手術 手術

     

  • ※初めてコンタクトレンズをされる方は、必ず事前にお電話で予約をお願いいたします。
  •   受付時間「9:00 - 11:00」、「15:00 - 16:10」
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  • ※コンタクトレンズ、眼鏡処方、他院からの紹介受診、眼底検査をご希望の方は、「9:00 - 11:30」、「15:00 - 17:00」にお越しください。
目に関することで気になることには、できるかぎり対応させていただきますので悩まずにお気軽にご相談ください。