小切開手術は、術後に誘発される乱視が少なく、術後早期の視力回復に優れています。手術は通常10分以内に終了し、事務的な仕事であれば翌日から可能です。白内障手術では眼の中に眼内レンズを入れますが、眼内レンズにはメガネと同じように、様々な度数のレンズがあります。個人個人に応じて最適な眼内レンズの度数を決定するために、最先端の検査機器を用いて術前検査を行い、正確な眼内レンズ度数を決定します。また、角膜の形を調べる検査(角膜形状解析)を行って、乱視の強い方には乱視用眼内レンズを挿入します(保険適応)。
さらに、乱視の強い方向から切開を行う強主径線切開によって、術後の乱視軽減に努め、よりよい術後の視機能を目指しています。
日帰り手術のご案内(土曜日の手術も可能です)
城眼科では、通院できる方には、ほとんどの手術を日帰りにて対応しています。
クラス10000レベルの清潔な環境の手術室にて、最新の医療機器をそろえ、
その方に最も適した治療方法を提案します。
土曜日の手術も可能で、平日がお忙しい方にも手術を受けていただけます。
また、網膜剥離など緊急にて手術が必要な方にも対応します。
手術までの流れは以下のようになっています。
外来にて手術決定
手術日の決定
目の術前検査(眼内レンズの度数を決めます)
体の術前検査(採血、眼脂培養)
手術説明(できるだけ家族の方とお越しください)
手術
手術の1時間半~2時間前に来院していただきます
外来での経過観察
通常の白内障手術は、日帰りにも1泊入院にも対応しています。網膜硝子体手術は、通常は日帰り手術で行いますが、ご希望や病気の重症度に応じて入院も可能です。
手術当日は眼帯をして帰っていただきますので、車や自転車などでの来院はお控えください。